トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムとは、文部科学省はが意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学をする機会を生み出すことを目的として、2013年10月より開始した留学促進キャンペーンであり、2021年までに約一万人の高校生・大学生を派遣留学生として送り出す計画です。
政府だけでなく、官民一体で取り組むことにより大きなインパクトが得られるものと考え、様々な分野で活躍している人々や、民間企業からの支援や寄附などにより、官民で「グローバル人材育成コミュティ」を形成し、世界で活躍できるグローバル人材を育成します。
グローバル化する昨今、世界、日本国内の課題解決も、自身の夢や目標も、国境を超えて人を巻き込むことが必要とされています。
また日本代表プログラムは返済の必要がない給付型の奨学金となっていますので、これから海外で働きたいと考えている学生だけでなく、グローバルな視点を持ち、日本国内で活躍していきたい学生にもおススメのプログラムとなっていますので、留学に興味がある学生は是非チェックしておきたいプログラム内容です。
トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム(※以下日本代表プログラムと表記する)には5つの特徴があります。
①多様な活動に適応される
交換留学など単位取得を目的とした留学だけではなく、インターンシップやボランティアなど学校に行かない多様な活動に対しても支援があります。
②留学プランを自身で設計できる
学生が自身で定めた目標を実現する為に「実践活動(座学や知識の集積ではなく、インターンシップやフィールドワーク、ボランティアなどの学習活動)」が含まれる留学計画を28日間から2年以内で自由に設計できます。
③留学事前研修が充実している
将来の日本を担う人材の育成の為に、各界のリーダーによる指導を受けることが可能です。
④グローバル人材育成コミュニティがある
全国から歴代の派遣留学生や支援企業の支援者達と交流ができる独自のコミュニティがあり、留学先での学びだけでなく、帰国後も様々な人から学べる環境があります。
⑤返金の必要がない
十分な金額の奨学金が支給され、返金の必要がありません。
日本代表プログラムには募集コースが3種類あり、今回の記事では「大学生等コース」と「高校生コース」を紹介します。
日本国籍を有する学生等又は日本への永住が許可されていること
日本の大学、大学院、短期大学、高等専門学校(第3年次以上で専攻科を含む)、専修学校(専門課程)において、卒業又は学位取得を目的とした課程に在籍すること
事前・事後研修及び派遣留学生ネットワークに参加すること
2021年4月1日現在の年齢が30歳以下であること
大学全国コース:(独)日本学生支援機構の第二種奨学金の家計基準を満たすこと
大学オープンコース:(独)日本学生支援機構の第二種奨学金の家計基準を超えること
※家計基準を満たすか超えるかは、在籍大学等へ必要書類を提出して確認してください。
大学生等コースの対象者の条件は上記の通りです。
日本の大学、大学院、短期大学、高等専門学校に所属していることが前提のプログラムになっているので、海外大学や大学院への進学は対象外になりますので注意が必要です。
① 日本国籍を有する生徒等又は日本への永住が許可されている生徒等
② 本制度で実施する事前・事後研修及び留学生ネットワーク(支援企業等に対する留学計画や活動報告・成果等の情報の提供を含む。)に原則として全て参加する生徒等
③ 在籍する高等学校等において、卒業(高等専門学校専攻科においては修了)を目的とした課程に在籍する生徒等
④ 在籍する高等学校等が派遣を許可し、受入れ機関が受入れを許可する生徒等
⑤ 機構の第二種奨学金(予約採用)に掲げる家計基準を満たす生徒等
※ ただし、支援予定人数全体のうち、1割程度を上限に機構の第二種奨学金に掲げる家計基準を超える生徒等を支援する予定です。
⑥ 当該留学に必要な査証を確実に取得し得る生徒等
⑦ 留学終了後、在籍する高等学校等に戻り学業の継続又は卒業をする生徒等
⑧ 留学を開始する年度の4月1日現在の年齢が30歳以下である生徒等
⑨ インターンシップ等での報酬や他団体等から留学のための奨学金を受ける場合は、その総額が、本制度による奨学金の総額を超えない生徒等
※ 他団体等から奨学金を受ける場合、当該奨学金の支給団体側において本制度の奨学金との併給を認めない場合があるので、当該団体に確認してください。なお、文部科学省が実施する「社会総がかりで行う高校生国際交流促進事業(国費高校生留学促進事業)」の留学支援金との供給は認められておりません。
⑩ 本制度の高校生コースにおける第1~5期派遣留学生、地域人材コース高校生等枠の第9~12期派遣留学生でなく、かつ地域人材コース高校生等枠の第14期に応募していない生徒等
※ 既に地域人材コース高校生等枠に応募している生徒等が、本コースの応募を希望する場合は、地域人材コース高校生等枠の応募を取り下げる必要があります。
高校生コースの対象者条件は上記の通りです。
文部科学省が実施している「社会総がかりで行う高校生国際交流促進事業(国費高校生留学促進事業)」との併用は認められていませんが、それ以外の民間の奨学金との併用が日本代表プログラムの支給額の総額を超えていなければ他の制度との併用もできるので、すごく使い勝手の良い制度になっています。
日本代表プログラムに申し込みをするには留学計画書を自分自身で設計することが必要です。
海外でどのような経験をしたいのか、どのような活動をしたいのか考え、計画書を作成します。
その留学計画を作るうえで重要なポイントは5つあります。
①大きな目標や夢、想いを自分の言葉で説明すること
②留学の目的を明確にすること
③実践の活動を盛り込むこと
④留学経験をどう役に立てるか考えること
⑤留学計画を実行する意欲と意思を明確にすること
上記の5つのポイントを押さえたうえで留学計画を作成することが重要になります。
選考基準には学業成績や語学力は必要ありません。
「留学の計画書」と「人物」を書類と面接で審査されます。
成績や語学力等の基準はなく、各自の留学計画が実現可能なレベルであるかが重視されます。
https://tobitate.mext.go.jp/faq/index.html#faq02
海外で留学を希望する学生に向けて、官民協働で取り組む海外留学支援制度 が「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」です。
対象者の基準も広く、支給される金額も十分な上に返済の必要もない給付型の奨学金で、かなり良い条件となっている奨学金です。
応募条件に該当する方はぜひチャレンジしてみてください。
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