近年の著しい社会変化や技術発展を背景に、専門性を高めるため学生だけでなく、社会人も進学するようになった大学院ですが、その学費は決して安くはありません。
この記事では、大学院に進学するための費用を奨学金で賄うために
を解説しますので、是非ご参考にしてください。
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大学院で必要な学費(入学金・授業料・施設費等)は、国、公、私立、研究科などにより、大きく異なります。
下記の表が進学先別にざっくりと初年度の学費をおおよそをまとめたものです。
国立 | 公立 | 私立(文系) | 私立(理系) | 専門職大学院 | 法科大学院 | 通信制大学院 |
82万円程度 | 70~100万円程度 | 80~180万円程度 | 100~180万円程度 | 70~260万円程度 | 90~200万円程度 | 60~100万円程度 |
2年通うとすると、安くても120万円で高いと400万円程度はかかってしまいます。
卒業後1か月に2万円返済するとしても400万円全額を借りてしまうと、利子がなくても返済まで200ヶ月(約17年)かかってしまいます。
さらに大学の学費も全額借りているとすると返済に40年かかってしまうこともありえなくはないので、返済計画はしっかりと立てたうえで返済をしていくことが必要です。
奨学金を借りる際は『給付型奨学金』といわれるタイプの”返済する必要のないもらえる奨学金”があるので、申込に必要な基準を満たしている場合は積極的に活用することをおすすめします。
奨学金には大きく分けて『給付型』と『貸与型』の2種類があります。
また貸与型の中にも「利子のあるタイプ」と「利子のないタイプ」の2種類が存在し、日本の中で最大の奨学金支援団体である日本学生支援機構(JASSO)では
という制度があります。
給付型と第一種奨学金、第二種奨学金は併用することが可能なので、できるだけ返済金額が少なくなるように併用することをおすすめします。
詳しいJASSOの奨学金制度は「【JASSOとは?】日本学生支援機構と奨学金について解説」で解説しているので気になった方は参考にしてください。
同じ名称の奨学金制度でも申しこみ時期により採用基準が変わることが多いです。
採用方法を2つに分けると、進学前に申し込む『予約採用』と、進学後に申し込む『在学採用』があります。
日本学生支援機構(JASSO)では予約採用と在学採用の両方の制度がありますが、民間の奨学金ではどちらか片方しかない場合もございますので、申し込まれる際はよく申込条件を確認することが大切です。
予約採用は5~6月の春採用と10~11月の秋採用がありますが、より詳細な申込の締め切りは各学校の奨学金窓口を通して告知があるので、在学中(浪人中の方は在籍していた)の学校に問い合わせてください。
ここからは大学院進学の際におすすめな奨学金を「借りやすさ × 充実度」の観点から『予約採用』と『在学採用』に分けて5つずつご紹介します。
是非、大学院進学の際に参考にしてください。
第一種奨学金は、進学予定の大学院の課程の区分に応じた金額を選択できる仕組みとなっており、下記の表が借りられる金額の選択肢です。
修士課程 | 博士課程 |
50,000円 or 88,000円 | 80,000円 or 122,000円 |
第二種奨学金は、進学予定の大学院の課程の区分に関係なく金額を選択できる仕組みとなっており、下記の表が借りられる金額の選択肢です。
修士課程・博士課程 | |
50,000円 or 80,000円 or 100,000円 or 130,000円 or 150,000円 |
【支給人数】
385人
【詳細】
学部生・院生全体で385名
支給金額
総額:30万円
支給額: 年額30万円
支給期間:1年間
詳細は「公益財団法人日揮・実吉奨学会」からご覧ください。
【支給人数】
6人
【詳細】
6名程度
支給金額
総額:216万円
支給額: 月額3万円
支給期間:採用決定月(6月)より最短修業年限
詳細は「公益財団法人森下仁丹奨学会」からご覧ください。
【支給人数】
30名程度
【詳細】
支給金額
総額:96万円
支給額:月額8万円
支給期間:最長2年
詳細は「【返済不要の奨学金】電通育英会の奨学金の内容・選考方法を徹底解説」からご覧ください。
第一種奨学金は、進学予定の大学院の課程の区分に応じた金額を選択できる仕組みとなっており、下記の表が借りられる金額の選択肢です。
修士課程 | 博士課程 |
50,000円 or 88,000円 | 80,000円 or 122,000円 |
第二種奨学金は、進学予定の大学院の課程の区分に関係なく金額を選択できる仕組みとなっており、下記の表が借りられる金額の選択肢です。
修士課程・博士課程 | |
50,000円 or 80,000円 or 100,000円 or 130,000円 or 150,000円 |
【支給人数】
60人
【詳細】
大学及び大学院から計60名
支給金額
総額:132万円
支給額: 月額45000円(自宅外通学者は55000円)
支給期間:大学院(修士課程・博士課程)1年次より最短修業年
詳細は「日本証券奨学財団奨学金」からご覧ください。
【支給人数】
100人
【詳細】
年間100名(大学生・大学院生合わせて)
支給金額
総額:8万円
支給額: 50000円〜80000円/月
支給期間:1年
詳細は「公益財団法人似鳥国際奨学財団」からご覧ください。
【支給人数】
10人
【詳細】
10名
支給金額
総額:96万円
支給額: 月額4万円
支給期間:修士課程2年
詳細は「公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団」からご覧ください。
いかがでしたか?大学院進学に使える奨学金は大学進学に使える奨学金よりも種類が少なく、大学指定や学部指定など条件も細かく設定されていることが多いので見つけることに一苦労します。
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